ねぐせ。自身最大キャパの東京追加公演が圧巻だった

ねぐせ。自身最大キャパの東京追加公演が圧巻だった
ポストコロナ期に躍進した邦ロック新世代を牽引する存在と言えるねぐせ。のZepp Haneda公演を観た。この日は、即日完売となった6月のZepp
Shinjukuに対する追加公演という位置付けだったのだが、こちらも3000キャパがあっという間にソールドアウト。本公演の倍のキャパを普通に売り切ってしまう今のねぐせ。の圧倒的パワーを見せつける追加公演となった。

ソングライターりょたちの書く歌詞は本当に個性的だ。「愛したい」という正統ラブソングのフレーズに独自の形容詞を乗せる事でオリジナルにする。今まであらゆるアーティストがトライしてきたその問いへの回答、それが「スーパー」であるという発想がすごいと思う。
ストレートな愛の歌に登場する小道具が「スペースシャトル」であり「タイムマシン」、でもそれが新世代リスナーの感情に響き共感を得る。新しいタイプのロックスター像を体現しているねぐせ。は更にオリジナル度を増しながら大きくなるだろう。
お客さんの8割が肩に掛けていたねぐせ。タオルのターコイスブルーがやたら眩しかった。(海津亮)
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