2024年でデビュー15周年、結成20周年を迎えたTHE BAWDIES。
ダブルアニバーサリーイヤーに届けられた3年ぶりのアルバム『POPCORN』は、変わらずルーツミュージックへの多大なる愛とリスペクトに満ちた一枚だが、今の時代を生きるTHE BAWDIESが今の時代に向けてそれを体現することで、若いリスナーの耳にも楽しい、新たなロックンロールの名盤となっている。
JAPAN6月号ではこの『POPCORN』について4人に詳しく話を聞いているのだけど、撮影時も、インタビュー中も、準備をしている控室でも、とにかくワイワイと楽しそうな会話と笑顔が絶えないのがとっても印象的だった。結成から20年を経て、メンバーチェンジもなく非常に良好な関係のままいられるのは改めてすごいことだと思うけど、4人ともがずっと新鮮に「ロックンロール」を愛し、それを鳴らすことを楽しんでいるからこそ、この関係があるのだろうなと思う。当たり前のように思えるけど、好きなものを好きでい続けるのって実は大変なことだから。
ちなみにROYはこの関係性について聞くと、「僕らからしたら不思議でもなんでもない」とさらっと言ってのけていた。
で、そのあと
「同じことをやりながら新しいものを生み出し続けているのは奇跡的なことなんだけど、本人たちは奇跡と思ってやっていない。もしかしたら、それが『奇跡』なのかもしれませんね（突然のドヤ顔）」
と続け、「ここ、太字になりませんかね」と言っていたのだが、他にも良い発言がたくさんあったので誌面では太字にしなかった（すみません）。なのでせめてブログでは太字にして残しておきます（笑）。（安田季那子）
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