発売中のJAPAN6月号のSaucy Dog・石原慎也へのインタビューでは、アリーナツアーや新曲”この長い旅の中で”、”poi”について話を聞いているのだが、個人的に面白かったのが以下の発言。
●ああ、ちょっとオルタナティブというか、尖ってるモードなのかな。なんかね、今すごいポストロックを書きたいモードになってて。自分の中でシーズンがあって、その前はUKロックだったんですけど、今はちょうどポストロックとかシューゲイザーとかそっち系を作りたい感じになってて
言われてみればちょっと前から石原は黒髪短髪になっていて、”poi”で見せたハードで切れ味鋭いモードもそれを思えばなるほどね、と合点がいったのだった(とはいえ、髪形だけで深読みしていくようなものでもないんですけどね!)。そうかもしれないですね。髪型で変わるのかも。俺、ちょっと前までマッシュだったから、UKロックだったのかもしれない。今は切ったからパンクな感じ。それ結構あるな。ちょっと中性的なときもあるし、しおらしい性格のときもあるし。今は全然そういう性格に見えないでしょ? 出ちゃうんですよ。ダセエっすよね(笑)
ちなみにこの取材時の撮影プランは、そういう石原の発言を聞く前に決めていて、「最近の石原くんはヒリついててカッコいいから、その雰囲気を生かした撮影をしよう。『GO』とか『青い春』みたいな00年代の空気で行こう」というテーマだったのだが、思った以上に本人のモードにハマったクールな写真が撮れた。オフショットは「とはいっても茶目っ気あるのがズルい」な写真を選んじゃったので、どこか退廃的な色気溢れる石原くんにはぜひ誌面で触れてみてください!
そして、次はどんな髪形になってるのかを楽しみにしながら、次の取材機会をしかと待つ編集部です。(安田季那子)
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