全国の大型フェスや武道館でのワンマンなど、数々の大舞台を踏んできた今のねぐせ。をこの距離で観れるということもあって、MC中にメンバーが「うるさい!!!」と口々に叫ぶほどフロアは大熱狂!
ただ、そんな距離の近くてアットホームな雰囲気、という希少さだけではなく、ねぐせ。の「ロックバンド」らしさをこれでもかと感じられたのが嬉しかった。
9月号のROCKIN'ON JAPANでEP『愛と哀のファイト!』のインタビューをしたとき、「ちゃんと『ロックバンド』をやれるんだっていうところをしっかりと見せたい。もっとかっこよくなりたい」と語ってくれたが、まさに有言実行の、メンバーそれぞれの理想の「ロックバンド」を体現した迫力満点のライブだった。
ドがつくほどの初日からこんなに仕上がっているなんて、10月18日のZepp公演もますます楽しみだ。(有本早季)
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