ハンブレ初の武道館、というメモリアルなライブを観終わってから僕の心に強く残ったのは、「なんかもっと真面目に生きなきゃな」という思いだった。
ムツムロアキラ(Vo・G)が語っていた「ロックバンドとはなんなのか」というMCを聞いてそう思ったのもあるけれど、決してそれだけではない。言葉というわかりやすい表現を越えて、メンバー4人の一挙手一投足、佇まい、プレー、パフォーマンス全部に「カッコいいロックバンド」としての覚悟が刻み込まれていたからだった。
発売中のJAPAN12月号では、なんとその武道館翌日(!)にインタビューを敢行。武道館を終えてほやほやの感想から、アルバム『はじめから自由だった』以降の新曲群についてまで、彼らの「今」に徹底的に迫っています!
4人ともバンドの現状をシビアに、そしてクリアに見つめていて、言葉一つひとつに「音楽」と「バンド」と「リスナー」への想いがしっかり乗っかっていて、取材を通してもハンブレが「カッコいいロックバンド」である理由がたっぷり感じられました。
撮影時にはフォトグラファーが持参してくれた「neu(ノイ)」というカードゲームをみんなでプレー。ライブ翌日でお疲れのはずなのに全力で楽しんでくれる姿もまた、カッコよかったのでした。(畑雄介)
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