「歌うことが好きで活動を通して友達を作ろうと考えている」緑仙は、会場にいる「友達」にも配信を観ている「友達」にも等しくコミュニケーションを取っていて、着替えたりメガネをかけたり椅子に座ったり変顔をしたりしながら、その歌を全世界に届けてくれた。
サブカルチャーへの造詣の深さが伺える楽曲の多彩さ、パーソナルな想いを誰にでも伝わる情景に替えて表現する作詞力、上品でふくよかなアルトボイスと複雑なグルーヴを乗りこなすリズム感のよさ──そのすべてが体中に伝わってきて、最後に届けられた応援歌“イツライ”ではもはや「存在している」なんて次元を越えて、緑仙が僕らの心にまで侵入してきた。
緑仙はこのツアーを終えた先で年末のCOUNTDOWN JAPANにも出演してくれる! 緑仙がフェスという舞台でも次元を超越した歌のコミュニケーションを取ってくれるのが、今からとても楽しみ!(畑雄介)