バイン、ニュー・アルバム到着!

バイン、ニュー・アルバム到着!

バインのアルバムが遂に全曲、完成した。で、これがすごいことになっている。3月に行なわれた長田進とのセッション・ツアー、その後サウス・バイ・サウス・ウェストでの渡米ライヴ、そんな一連の流れがアルバムにとても深く関わっていると思う。バイン×長田進のコラボ・シリーズの一つの頂点だと言える傑作だ。特に”Pity on the boulverd”やバカラック風のポップさが光る”Afterwards”など、バンド名義の楽曲がいい。例によって色んな曲があり、しかもそれが世間でいうジャンルにあてはまらない楽曲なので、言葉にするのは難しいが、誤解を恐れずに一言でいうと、ブルース。風通しがよくて、ポップで、色気があって、バインにしかならせない新しいブルースが鳴っている。中でも “Twang”という楽曲は、珠玉の作。ロードムービー風の生々しい詞も、ストリングスが降り注ぐアレンジも身震いする。
昨日、かなりぎっりぎりの進行スケジュールでJAPANのインタヴューを行なった。そういえば前作『Sing』の時もアルバム完成直後、一発目のインタヴューだったが、今回はまだアルバム・タイトルも決まっていないし、聴いたこともない新しい音なのでわくわくすると同時に緊張感もあった。「ね? ”疾走”みたいな曲はこれだけやったでしょ?」と田中は言っていた。確かにそうだけど、全然違った意味で本当に開けている。

ちなみに今日は、bridge取材。本日、誕生日を迎えた渋谷との一対一インタヴューです。(井上)
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