今日、ニュースになって大きな話題になっているが忌野清志郎の未発表のソロアルバムのマルチテープが発見されて今年の3月5日にニューアルバム『Baby #1』としてリリースされる。表題曲はライヴでしか披露されていない未発表曲だ。収録されるのは10曲で、89年にLAにミカバンドの小原礼さんと共に渡って作られた音源だそうだ。89年は清志郎にとって大きな過渡期だ。RCが『Marvy』と『COVERS』と『コブラの悩み』をリリースした翌年。THE TIMERSが登場した年。そして翌年、RCの最後のオリジナルアルバムになってしまった『Baby a Go Go』が出る。この時期に忌野清志郎はソロとしてLAにわたってどんな音を鳴らし歌っていたのだろう。ちなみに未発表の1曲以外はRCや2・3'sやHISやその後のソロなどで改めてレコーディングされて発表されている。
アルバム発売日直前のJAPANでは、このアルバムとこの時期の忌野清志郎を検証する特集記事を作りたいと思っている。(古河)
清志郎のアルバム
2010.01.15 02:08