ツアーも大詰め、あとは沖縄を残すのみ。

テナーにとって初となるJCBホールは、ちょっと特別な演出も含めて、とても新鮮なステージてなった。当たり前だけど、ツアー初日AXとは、演奏も雰囲気もかなり違った。
「JAPAN JAMとも違うでしょ？」とホリエは言っていた。
もちろん、全然違います。

まだ詳しくは書けないのだが、CREATURE PARADE TOURだけに、生き物がらみの曲が多いが、中でも“OWL”は断然カッコよく、そこからの流れがスリリングかつ美しかった。細かい緑色のライトがアバターの光る森みたいで美しく、さらに光が降り注ぐ至福の瞬間もあった。

きっちりしたアルバムの世界観を持つバンドだけに、それがツアーのテーマになっていて、前作とその武道館は、一つの集大成でもあった。
今回のアルバムは、生き物のように一曲一曲のキャラクターがしっかりと立っていて、まったく違う面白さがある。

終盤、「今日は早いなあ！ワールドカップ見たくてまいてるわけじゃないですよ」とホリエは言った。見ていても同じように早く感じたが、上のような理由もあるのかも。
そして、「あ〜あ。みんなが気を使って言わないようにしてたのに」とシンペイに突っ込まれていた。

次々号JAPANでも記事をやる予定です！
(井上)