9mm @NHKホールその2
2010.06.25 02:34
「日本放送協会ホール!!」
という菅原の叫びに会場中が笑った、本日のNHKホール。
ホールで9mm、という未知数な体験に、
一体どうなるんだろうと開演前はドキドキしていた。
でも始まってすぐに、
今の9mmはどんな場所でやっても一瞬にしてそこを9mmの場所にしてしまうんだということに気付かされた。そりゃそうか。
先月観たZepp Tokyoは、
鳴り響く轟音にせよ、パフォーマンスの爆発力にせよ、客席の「やられてたまるかぁ!」みたいな熱気にせよ、
もう完全に会場のキャパをオーバーしていた。
もちろん今日のNHKホールも、
これといった特別な演出は一切なし。
でももう会場中の壁をぶち破らんばかりのパフォーマンスだった。
ホールという会場のある種の「かたさ」が、より一層その中で繰広げられているカオスを明確に際立たせる。
“Black Market Blues”なんて、
会場中がクネクネおどり飛び跳ねまくっているのが、荒れ狂う大海原みたいで壮観だった。
それにしても、
“キャンドルの灯を”や“The Revolutionary”は、
何度聴いても胸が、目頭が、熱くなる。
それはやっぱり、この曲にこめられた切実でリアルな思いの強さゆえだろう。
こういう曲が豪快に鳴らされて、
その思いがオーディエンス含めて共有された今回のツアーは、
やっぱり9mmのとても重要な通過点になったはずだ。
井上も書いてますが、
6/30発売のJAPANにZepp Tokyo公演レポート掲載します!(写真はチラ見せ)
そして9mmはROCK IN JAPANにも出演。早くも楽しみ。(福島)