発売したばかりのbridgeが大好評で安心したのもつかの間、気づけば次号JAPANの編集も佳境。
そんな中、次号でニューカマーとして紹介している新人Wienners(ウィーナーズ)のライヴに行ってきた。
7月7日にアルバム『CULT POP JAPAN』でデビューしている彼らは、4人編成のハードコアバンドなんだけど、とにかく普通じゃない。ギュンギュン唸る光線銃みたいなシンセ・サウンドに、キラッキラのギターリフと、思わずシンガロングしちゃうような陽性のメロディ。そういうものだけを組み合わせて1分の尺に思いっきり凝縮して、圧縮して、爆発させて全力ダッシュ。とにかく全曲そんな調子というバンドなのである。
ライヴを観るのは初だったので、期待も不安も両方持って下北沢シェルターに向かったんだけど、いやあ、よかった。
レコ発ツアーの初日ということでもっと緊張してるかと思ったけど、フロアは猛烈な盛り上がり。そして、一見カオティックに思える楽曲の構成が実はかなり考えぬかれていること、そして何より、純粋な音楽の力を信じて活動してるバンドだということがよくわかった。今後がかなり楽しみ! 写真はJAPANの取材でメンバーに会った時のもの。面白い連中です。(松村)