日向秀和(b) 、中村達也(ds) 、タブゾンビ(tp)、蔦谷好位置(key)による気鋭バンドENTITY OF RUDE改めEORの初めてのアルバムが、昨日発売された。

2007年からライヴをはじめていたものの、多忙なメンバーだけに実質的な活動は少なく、メンバー自身も「幻のバンド」と言っていたほど。
６月のライヴ中、中村達也は、
2008年にWEEKEND LOVERSに出演しその飛行機の中で喧嘩して以来、
とか、
200曲くらい曲があるけど練習したのは３曲、
とか、
俺がかかわるとなかなかCD出せないジンクスがある、とかいって場を和ませていた。

アルバム『ENTITY OF ROAD MAN』は、スリリングで、アグレッシヴで、お茶目で、どこまでもクールな、４人の人柄がぶつかり合ったむちゃくちゃ人間臭いインストゥルメンタル。ここにしかない音が贅沢につまっている。
“アラーと鷹匠”とか“金塊の蝿ども”とか、曲名みただけでも面白そうでしょ？

年末にかけてライヴやイベントも決まっている。 ４人の人間性が炸裂するライヴ、すごく楽しいのでぜひ。 （井上）