女王蜂、凄かった

女王蜂、凄かった

アヴちゃんの笑顔が忘れられない。女王蜂、疾風怒濤の初ワンマン「魔女ミサ」。

どんどん爆発力を増すバンドサウンドに、「歌い手」としての表現力が加速して、「本物」のエンターテイナーとしての風格があった。
超オルタナなのにどメジャー。
異端にして王道。
それってロックの理想ってことなのだが、少なくともこんなバンドは今まで日本にいなかった。

歌が終わる度に「ありがとう」と微笑むアヴちゃんは、アンコールに出てきて、今日こんなにたくさんの人が集まってくれたことへの感謝を述べた。
そのあとに聴く“眠り姫”、
満たされないのに口ずさむのは愛のうた!

こんなフレーズを、ふっくらした頬があどけなさを残す4人が叩きつけるわけで、本当に胸に刺さった。

『魔女狩り』、3月2日、雛祭り前日に堂々発売。ぜひ聴いてください。
(井上)
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