DIR EN GREY“蜜と唾”新バージョンを配信

DIR EN GREY“蜜と唾”新バージョンを配信

今週いっぱいまで欧州ツアー中のDIR EN GREY。
1発目となるドイツの巨大メタル・フェス『WACKEN OPEN AIR』でのステージは、バンドが本来の力を発揮し切れなかったことが報じられ、
バンドのオフィシャルツイッターでも京自身が悔しさを滲ませる言葉を発信していた・・・
しかし今月半ばには、「今までやってきたバンド経験の中で過去最高にいいLIVEができた」という言葉が!
なのでもうグツグツ煮だつような心持で9月からの国内ツアーを待っているわけです。

で、その国内ツアー前のDIR EN GREYから新たな音源が。
既にiTunesで配信開始されている、“蜜と唾”の新バージョン。

そもそも“蜜と唾”は1stフルアルバム『GAUZE』の収録曲。
で、最新シングル『DIFFERENT SENSE』のカップリングに
ほぼ原型をとどめないほど刷新されたセルフ・リメイク“罪と規制”として収録されている。
今回の新バージョンは明らかにもとの“蜜と唾”より“罪と規制”に近く、
“罪と規制”の原型という感じ。
http://itunes.apple.com/jp/album/id451712035

にしても改めて“罪と規制”も新“蜜と唾”も、このかっこよさは異常。
ドゥーム・メタル的な非常に重くて遅いグルーヴに
ザンザンザンザンザンザン・・・というギターの刻みが不穏な通奏低音となり
巨大な岩の奥から現れた恐ろしい巨大怪物のような京のヴォイスが唸りをあげる。
アルバム『DUM SPIRO SPERO』の収録曲に負けず劣らずの実験性と中毒性。
こんなに重い恍惚感があるのか・・・としびれつつ、つい何度も聴いてしまう。

新“蜜と唾”は欧州ツアーでも各所で披露されているとのこと。
また一段とグツグツしながら、生身で体感できる日を待ちます。(福島)
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