Hi-STANDARD、そしてAIR JAMのこれから

Hi-STANDARD、そしてAIR JAMのこれから

横山「俺たちさあ、ハイ・スタンダードってバンドなんだけどさあ。知らない人もたくさんいると思うんだけど、俺たちハイ・スタンダードって言います」
難波「はじめましてって感じだよね」
恒岡「(拳を上げる)」
横山「俺たち日本を救うために集結したんだから。これほんとだって」
「STAY GOLD」でスタートした11年ぶりのハイスタは、11年前のAIR JAMで最後に観たそれまでのハイスタと本当に何っっっにも変わっていなかった。
演奏も、音の手触りも、ノリも、歌もギターもベースもドラムも。
ステージ上の3人の佇まいもハイスタにおけるそれだった。
11年を経てもとにかくハイスタはピッカピカに輝くハイスタのままだった、それがすべてである。
違ったのはステージに3人一緒に登場した時と、アンコールラスト近くのそれぞれの表情だけ。
そこにだけ11年という時間が何であったのかが表れていた。

今日のAIR JAMはライヴイベントとしては新たな血も入り、新たな試みにも溢れていた。
11年の間もAIR JAMが日本に芽吹かせた音楽や思想はハイスタ不在の中でちゃんと育っていた。
そしてハイスタ自身は冷凍保存されていたかのように変わらず生き続けていた。
その2つが今日、ひとつになってハイスタとAIR JAMの新たな歴史が始まった。
難波「続けよう、続けよう、今日だけじゃなくて続けよう」「また来年会おう、絶対会おう」
信じてるぜ!
そして東北のAIR JAMも今日のように大成功することを祈っています。
しかし、BRAHMANで久々に号泣して、ハイスタで久々に心から笑いながら踊って、かと思いきや最後にやっぱり泣いて、なんだかとんでもない1日だったな。(古河)
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