テナー、最高！　あの場にいた人は絶対そう思ったに違いない。アルバム『STRAIGHTENER』をひっさげたツアーの中間地点となる今日の渋谷AX。
アルバムの曲がとにかくカッコよすぎてヤバい。牧歌的なのにドラマティック、クールなのに激熱、というテナー独自なグルーヴがさらに高い次元で鳴っていと、すごい快感が押し寄せてくる。小さなライヴハウスを回ってきたせいか、強靭なのにフレッシュになっているのがさらにいい。

ストレイテナーは、いつもずっとそばにいてくれるみんなのバンド、みたいな感覚につい陥っしまうのだが、ライヴを観るといつも本当に奇跡みたいなバンドだと思う。一期一会の感動と、こんなバンド日本にいないよなあ、でもって日本にしかいよなあ、という喜びが押し寄せる。特に今日はそう思った。

バンド名を掲げたアルバムをリリースした意味が、ライヴを観てさらによくわかった。今のテナー、かなり無敵です。
写真はこんなにふざけてますが。
(井上)