Fear, and loathing in Las Vegas、輝く

Fear, and loathing in Las Vegas、輝く

東名阪を回る「Short Tour 2012」の最終日@渋谷O-East。
HER NAME IN BLOODとの2マン。
信じられないくらいの熱気に満ちたフロアを前に、
ラスベガスが躍動した。

観るたびにどんどんすごくなる。
バンド自身の成長ももちろんだが、
それを上回るようにしてお客さんの温度が上がっている。
バンドにとっては幸福な状況だが、
言うまでもなくそれを可能にしているのは、
徹底的にオーディエンスに向き合い、
一緒に未来に向かって突っ走っていこうという、
6人の一貫したアティテュードだ。

ヘヴィなドラムやギターのサウンドと
Minamiのスクリームがもたらす力強い肉体性。
シンセとSoのフィルターボイスがもたらす色鮮やかな高揚感。
そしてSxunの真摯で熱いMC。
すべての歯車ががちっと組み合っているから、
Fear,and Loathing in Las Vegasのロックは
純粋でポジティヴな光を放つ。

8月8日にリリースされるセカンドフルアルバム、本当に楽しみ。
Sxunは「集大成」という言葉を使って、自信を伺わせていた。(小川)
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