AA=、初のシングル『The klock』

AA=、初のシングル『The klock』

7月11日リリースのAA=『The klock』。
CDシングルはこれが初めて。

映画『ヘルタースケルター』のエンディングテーマとして、
蜷川実花監督から熱烈なオファーを受けて書き下ろしたという“The klock”。
映画のストーリーというよりも、蜷川監督の映像から
インスピレーションを受けて取り掛かったという。
『ヘルタースケルター』、試写で観たが、
映像のスピード感やダイナミズムがものすごい。
AA=のサウンドはまさにぴったり。
期せずして、絶望と希望が表裏一体になっている物語を象徴するような
音と歌詞になっているのも興味深い。

しかしそれよりも驚くべきは、
上田剛士がこのオファーを受けて、一気にこの曲を作り上げたということだ。
AA=はどちらかというと腰を据えてアルバム1枚に没頭し、
世界観をがっちり構築していくタイプのアーティストだが、
ここのところ、ずいぶんフットワークが軽い気がする。
今年3月には難波章浩とコラボして
ガンダムのアーケードゲームにオープニング曲を提供したり、
7月4日リリースのBUCK-TICKトリビュートアルバム
『PARADEII -RESPECTIVE TRACKS OF BUCK-TICK』では
“M・A・D”で参加したり(これ、どこまでもAA=なのに同時にしっかりとB-Tでもある、
リスペクトとクリエイティヴィティに溢れた名演!)。
今までもプロデュースワークやリミックスはあったが、
こういう形でいたるところでAA=としてのアウトプットをしていく
というのは画期的なことだ。

そのあたり、どんな心境の変化があったのか、上田剛士にインタヴューした。
6月30日発売のJAPAN8月号に掲載です。(小川)
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