Muddy Apes、bloodthirthty butchersをゲストに迎えての一夜限りのスペシャルライヴを目撃！ FEEDERのTAKA HIROSE、INORANを中心に、FEEDERのサポートメンバーであり、現在フロリダで活躍しているギタリストDEAN TIDEY、8ottoのMAESONという国境を越えたプロジェクト、Muddy Apes。「好き勝手にロックをやりたい」というコンセプト通り、国境も年齢もジャンルも性別も越えたむちゃくちゃ自由なロックが爆発していた。ギター×３本に345(DETROITSEAVEN)をドラムのサポートに迎えたサウンドはとにかくやんちゃで破壊的、ハンドマイクを持ったマエノソノの歌も新鮮！また、スーツにネクタイのマエノソノと345の赤いワンピース、赤い髪のINORANのバランスもユニークだった。
９月５日リリースされたアルバム『Crush It』は、へヴィなサウンドとポップな歌メロのバランスにわくわくしたが、ライヴではさらにリアルにその楽しさを実感。ストーン・テンプル・パイロッツの“Vasoline”のカヴァーにはあがった。
TAKA「今日がMuddy Apesの誕生日！明日はINORANの誕生日！めでたいよね」、INORAN「41歳最後のライヴ」というやりとりのあと、TAKA「行きますか、兄さん」と言ってINORAN名義でリリースされたTAKAとのコラボ・シングル“Hide and Seek”を披露。MAESONもヴォーカルで参加し、いつものINORANのライヴとも違うサウンドが新鮮だった。
また、アンコールでは、なんとINORANを筆頭にメンバー全員がアフロのカツラをかぶって登場!?　MAESONは「俺が一番小さい」と地毛を指差して笑っていた。「8ottoに捧げるぜ！」というTAKAのMCで“Generation 888”をぶちまけ、最後はアフロのカツラをフロアに投げて去って行った。12月28日には、再びライヴが決定！ この世界規模に自由でカッコいいロックをぜひ生で体験してみて欲しい。（井上）