BUCK-TICK、3.11チャリティーライブの全貌!後編&セットリスト

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アンコールでは、再び会場みんながひとつにな る“CLIMAX TOGETHER”。タイトルの《WE LOVE ALL!》はこの曲から引用されている。さらに「もう ひとつ愛の歌を」と言って“LOVE ME”。ユータがニコニコしながらステージ前方に歩いてくる。ごく自然に会場中が笑顔になる魔法のナ ンバーだ。 二度目のアンコールで“スピード”をぶちかまし、 “MISS TAKE〜僕はミス・テイク〜”で渾身の叫びを鳴らした後、「今日は来てくれて本当にありがとう。僕らも3月11日にお亡くなりになった人のために黙祷を捧 げたいと思います」という櫻井の言葉に、会場全員で1分間の黙祷を捧げた。まるでその祈りを星に届けるようにノイジーな“きらきら星”のギターに導かれて“夢見る宇宙”だ。今回のツアーのテーマでもある感動的 な大団円!――と思いきや、終わるやいなや白いテープが会場中に飛び散り、なん と“SEXUAL×××××!”が! 25年前の曲なのに、サウンドも歌も色褪せるどころか、より濃厚に、妖艶に、エロさが増していること にびっくりする。87年11月にリリースされたデ
ビューアルバムのタイトル曲で、バンドの物語と、このライヴの意義を彼ららしく締めくくり、櫻井は「SEX!」と叫んでステージから去っていった。さすがBUCK-TICK!
過激さもユーモアもひっくるめた愛のキャパシティが深すぎる。
終演後、グッズ売り場にて「本日のグッズはすべ て完売です」とアナウンスされていたのにはちょっと驚い た。この日のチケットおよ
び物販の総売上金額は東日本大震災復興支援の為に全額寄付される。

昨年6月の野音から始まった怒涛のパレードとツアー、今のところしばらくライヴを観る機会はなさそうだが、6月公開の映画が待ち遠しい。(井上)

SETLIST
TOUR2013 COSMIC DREAMER Extra 〜WE LOVE ALL!
2013.3.11 日本青年館

SE:THEME OF B-T
1. Memento mori
2. エリーゼのために −ROCK for Elise−
3. LADY SKELETON
4. ONLY YOU −WE ARE NOT ALONE−
5. 人魚 −mermaid−
6. BOLERO
7. SANE−type?−
8. Lullaby−?
9. 絶界
10. 夜想
11. INTER RAPTOR
12. 禁じられた遊び −ADULT CHILDREN−
13. ノクターン −RAIN SONG−
14. 残骸
15. RAIN
(アンコール1)
1. CLIMAX TOGETHER
2. Alice in Wonder Underground
3. LOVE ME
(アンコール2)
1. スピード
2. MISS TAKE 〜僕はミス・テイク〜
3. 夢見る宇宙
4. SEXUAL×××××!
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