ミイラズは何を掴んだんだ?


ミイラズのツアーファイナル@Zepp Divercity、なんか、いろんな部分でめちゃくちゃ新鮮だった。
巨大なLEDスクリーンを背負ってる、ちょっと豪華でハイファイな絵面もよかったし、畠山とケイゾーの「グダグダ」を絵に描いたみたいなMCもミイラズがやるとエンターテインメントになってたし、畠山がお客さんの手にタッチしたり気分悪くなった人を心配している姿も初めて見たような気がするし、そして何より、演奏がバッチリだった。“真夏の屯田兵”、かっこいいわ、この曲。

畠山のヴォーカルは相変わらず早口なので、何を歌ってるのかははっきりとは聴き取れない。
でも、全体として、その歌に大きな思いが込められていることはどこまでもまっすぐ伝わってくる。
ミイラズでこんな感じを受けたのって、初めてかもしれない。

MCで畠山はツアーを経て「ライヴってこういうことかっていうのを掴んだ」と言っていたが、うん、確かに何かを掴んだ感じがする。
それが何なのかは、これからのライヴとかCDではっきり分かるだろう。

写真、ライヴハウスの暗さの中で無理やり撮ったため、やけに陰影がついて、真彦なんて影の支配者みたいになっちゃっていて申し訳ないのですが、ピースサインしているところから彼らの充実度を感じていただけたら幸いです。(小川)
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