森は生きているのレコ発ライヴで観た、音楽の奇跡
2013.10.28 12:55
昨夜は渋谷O-nestで、8月にセルフタイトルのファーストアルバムをリリースした森は生きているのレコ発ライヴを観てきました。
小川もブログで書いていますので、そちらもどうぞ↓
http://ro69.jp/blog/ogawa/91213
今回はノアルイズ・マーロン・タイツと王舟とのスリーマンで、開場から満員御礼。
観客の期待も最高潮の中、森は生きているのライヴがスタート。
森は生きているのアルバムの感触はとてもオーガニックであり、収録曲“日々の泡沫”の題名にも表れているが、掴もうと思ったら消えてしまいそうに儚くて、まるで白昼夢みたいな印象を受ける。
個人的にはまどろみたい休日の昼下がりに、のんびりと聴くことが多い。
多少なりともヒーリング的なイメージをもっていたことに違いないが、昨夜のライヴを観て、このバンドに対するイメージががらっと変わった。
とにかく肉体的でエモーショナルなのだ。
メンバーそれぞれがもつ音楽に対する深い愛情、演奏する喜び、今ここでしか鳴らせない音を慈しむ気持ちで溢れていて、その集合体の熱量に圧倒されるとともに、それを共有する嬉しさと血が沸き立つような興奮が抑えられなかった。
ひとことで言ってしまえば、音楽で体感する奇跡がただそこにあった、ということなのだけれど。
ラスト、このまま演奏がいつまでも続けばいいのにと、アウトロが終わるのが残念で仕方なかった。
メンバーも死ぬまで演奏してたい、と言っていたし(笑)。
森は生きている、ここからさらに広がっていくと思います。
ぜひ要チェックでお願いします。(小新井)