1回目はACIDMAN!


これから『JAPAN JAM』までの間、期間限定で特設ブログを始めます。
それぞれのアクトのことを解説したり、「こういう楽しみ方ができます」と
提案したり、はたまた内容に関して妄想したりしながら、
開催当日を楽しみにしつつ、カウントダウンしていくと。
そういう趣旨でございます。ぜひお付き合いいただけるとうれしいです。

では、まず、それぞれのアクトのプチ解説からするのがよいかと。
なので、1日目=5月15日(土)から、順番にひとつずつお届けしていきます。
なお、実際にどういう内容になるのか、私も一切知らずに書いていますので、
本番では「全然違うじゃねえか!」ってことになるかもしれませんが、
そのへんはご了承いただければ幸いです。

ではまず、15日(土)のアクトの、「ARTIST」のコーナーの、
一番左上から順番にいきますね。


ACIDMAN

全編アコースティック・セット。プラス、ゲストで、ストレイテナーの
ホリエアツシと、Candle JUNEと、Dragon AshのATSUSHIが参加。
ホリエに関しては、ACIDMANの3人と一緒に、アコースティック・ギター
弾いたり歌ったりするんだろうな、と予想がつくところですが
(そして、もし全然そうじゃなくても、それはそれでおもしろいですが)、
Candle JUNEとATSUSHIに関しては、ちょっと解説をしておきます。

まず、Candle JUNE。「ARTIST」のページに、「世界各地の争いのあった地を巡り
キャンドルに火を灯す活動、『Candle Odyssey』などで知られる
キャンドル・アーティスト」とありますが、「何それ?」って人もいるかなあと。
つまり、そういう表現活動を行っているアーティストなわけです。
その、キャンドルを創る行為と、それを並べて火を灯す行為が表現になっているわけです。
フジロックのフィールド・オブ・へヴンの後ろの方とか、色とりどりの
キャンドルが並んでいて、それぞれに火が灯っていて、あたりを
幻想的な空気に染めていたりするでしょ?
で、ついずーっと見つめてしまって、気がついたら
20分ぐらい経っていたりするでしょ?
あれをやっている人です。

これまで、ニール・ヤングやベン・ハーパーなどのステージにて、
キャンドルでそのような空間演出を行ってきた彼が、今回、ACIDMANと組むわけです。
って、初めて組むわけではありません。ACIDMANは元々『CINEMA』という
音楽と映像によるシリーズ・ライブを、早い時期から行ってきたりして、
「音楽とそれ以外の何か」を結びつけて表現にすることに取り組んできた
バンドであり、Candle JUNEとのコラボも、2008年に行っています。
大木が監督した“THE LIGHT”のPV……PVって言っていいのかな、あれ。
えーと、音楽と映像の作品です。観たことのあるファンは多いと思いますが、DVD
『scene of “LIFE”』に入っていますので、未見の方はぜひ。

で。Candle JUNEの活動、確か他のアーティストのPVでも見たことがあるし、
お客さんの目には触れないところですが、昨年夏のROCK IN JAPAN FES.2009では、
アーティストエリアで空間演出を手がけたりもしています。
そして、実は私も、仕事をしたことがあります。ロッキング・オン・ジャパン
2008年5月号、宇多田ヒカル、アルバム『HEART STATION』
リリース時の、表紙巻頭大特集の撮影の時、お願いしました。
当日、現場で「うっわあ、スタジオがこんなことになるんだあ」と
びっくりしたのをよく憶えています。
おかげで、すばらしい写真になりました。お手元にそのジャパンがある方は、
ぜひ見てください。
そして、当日、ぜひご期待ください。


で、ATSUSHI。言わずと知れたDragon Ashのダンサーであり、ってことは
「ああ、踊るのね」って話だが、前述の通り、これ、アコースティック・セットなのです。
どうするんだろう。っていうことは、「ダンス」っていうよりも「舞踏」みたいな
感じになるんだろうか。
Dragon Ashのライブで、あのステージのまんなかうしろにある
お立ち台みたいなのの上で、彼が「リズムに合わせて踊る」のではなくて、
「音楽に合わせてさまざまな動きとポーズを見せる」みたいなパート、あるでしょ。
つまり、曲によって、あれが行われるということなんだろうか。
そうかもしれない。違うかもしれない。
大木とホリエのマイクを奪いとって、いきなり歌い出したらどうしよう。
それはそれですごく見たい気もするが、そんなことはしないと思います。


いきなり長く書きすぎた。
次からもうちょっとコンパクトにいきますね。

JAPAN JAM 2010 公式サイト
http://japanjam.jp/