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    第9回:10-FEET、どうがんばる!?

    第9回:10-FEET、どうがんばる!?

    5月15日(土)、モビリタステージのトリ、
    というかこの1日のトリ。
    今回は、10‐FFFTのステージについてです。

    女性ボーカリスト、2名をゲストに招いてのセッション。
    1人は渡瀬マキ。そう、リンドバーグの渡瀬マキです。
    去年再結成し、ツアーやフェスでかつてのファンたちを
    狂喜させ、そのかつてのファンのひとり(いや、3人か)
    =10-FEETにオファーされて、『京都大作戦』に登場。
    古くからのファンはもちろん「おお、これが!!」と
    キッズにも熱狂的に迎えられた、あの、リンドバーグです。
    そのリンドバーグで、「爆発するように歌っていた」あの方です。
    そんなことない? 私、当時からそういうボーカリストな
    印象があるんですが。
    歌いだすと、いやステージに出てきた段階で既に、
    パーッ! と、その場の空気が明るくなって気温が上昇するような。
    モビリタステージも、そうしてくれると思います。
    って10‐FEET、元々明るいけど、それをさらに。

    で、もうおひとかたは、つじあやの。
    10‐FEETとは、2006年の「10-FEETが誰かを
    フィーチャリングする」という企画のミニ・アルバム
    『6-feat』で、“recollection”という曲で共演。
    当時、そのPVもよく流れてましたね。
    あの、鴨川の川原で撮ってるやつ。
    つじあやのといえばウクレレであって、加えてあの
    「平熱とはこのこと」みたいなボーカル・スタイルで
    あって、10-FEETのあのラウドで速くて勢いに満ちた
    スタイルだと埋もれちゃうんじゃ、と
    思っていたら、埋もれるどころかすごく際立っていて、
    びっくりした覚えがあります。
    で、ああそうだ、この人いろんな人のトリビュート・
    アルバムに参加していて、どこへ行っても
    「ウクレレ1本で歌うだけ」だけど、
    どれを聴いても、それで圧勝してるもんなあ、
    ということも、思い出したりしました。

    という強者ふたりを迎えて、トリ。
    10-FEET、相当がんばらないとまずいと思う。
    で、そういうことを、他のバンドの10倍くらい
    意識する人たちなので、死ぬ気で相当がんばると思う。

    期待しましょう。



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