第7回:the telephonesはこんなステージ!?

第7回:the telephonesはこんなステージ!?

15日(土)リベルタステージ2番手、the telephones。
通常のバンドセットに加えて、「誰かとセッション」という形ではなく、
4人で、普段とは違うフォーマットでライブをやる、という方法で、登場してくれます。

題して「テレフォンマン・ジャムセッション」。
「JAPAN JAM」の公式サイトによると、

「4人全員が生楽器をシンセ/サンプラー等の電子楽器に持ち替えて」

ということです。
ってことは、たとえばケミカル・ブラザーズの2人とか、
アンダーワールドのリック・スミスとか、
電気グルーヴでいうと石野卓球&サポートのKAGAMIとか、
ああいう形で、機材をだーっと並べてライブをやる、ということでしょうか。

想像してみるに、これ、「えっそんなことやるの?」ではなく、
むしろ「全然あり」「なんでやっていなかったかわからない」
「でもやっていなかった」「だから観れなかった」という類いのものだと思う。
というか、the telephonesの場合、今のようなオーソドックスな
バンド・スタイルではなく、その「4人全員電子楽器」スタイルの
ユニットになっていた可能性も、とてもあったと思う。

つまり。これは、「こうだったかもしれないthe telephones」というか、
「the telephonesのもうひとつの本当の姿」を観ることができる、
貴重なチャンスであるわけです。
楽しみです。

あとひとつ。
さっきも書いたように

「4人全員が生楽器をシンセ/サンプラー等の電子楽器に持ち替えて」

ということなんだけど、4人のうち、ノブは普段からシンセなので、
そのままだと「持ち替えて」になりませんよね。
どうするんだろう。
私の想像ですが……いや、想像じゃなくて「期待」だな。
期待なのですが、ノブくん、

何にも持たない

というのは、どうでしょう。
つまり、終始あの、「若くてルックスのいい江頭2:50」みたいな、
激しいクネクネダンスをしてるだけ、暴れてるだけ、という。
観たくない? 私はすごく観たいです。

思い返せば、そもそも、the telephonesを初めて観た時のインパクトって、
ノブの「この人、音楽的に必要?」という衝撃もあったわけです。
これ、私の持論なんですが、

「音楽的に必要?」っていうメンバーがいるバンドは、いいバンド

というのがあります。
イギリスではハッピー・マンデーズのベズ、日本では電気グルーヴのピエール瀧、
という、その筋の二大巨頭がいらっしゃいますよね。
つまり、ノブくんに、ぜひそれを目指してほしい才能を、いつも感じているんだけど、
普段のライブだとそうもいかないと思うので、ぜひこの機会にいかがでしょう。

「いかがでしょう」と言われても、本人は困るだけだとも思うが。


JAPAN JAM 2010 公式サイト
http://japanjam.jp/
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