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    第10回:サンボとゴダイゴの3人が!!

    第10回:サンボとゴダイゴの3人が!!

    第10回、2日目の16日(日)に突入です。
    まず、この日のモビリタステージのトップ、サンボマスターですが。

    ゲストで、タケカワユキヒデ(vo)、ミッキー吉野(key)、浅野孝己(g)
    の3人、つまりゴダイゴのリズム隊以外の3人が登場。
    意表をつくにもほどがあるというか、恐れ多いというか、何を考えてんだというか、
    よくこんなオファーが通ったな、受けてくれたお三方が
    心の大きな方々なんだなあというか、とにかく、びっくりです。

    そういえばサンボ、ライブの登場時のSE、長年、
    シュガーベイブの「今日はなんだか」にしていましたが、
    少し前にゴダイゴの「MONKEY MAGIC」に変えましたよね。
    というのもあって、お願いしたんだろうとは思うが。

    とにかく、2006年に本格的に再結成をはたした、あの、ゴダイゴです。
    (※それ以前の再結成は、期間限定だったり単発だったりしたのです)
    1970年代中盤から1980年代中盤にかけて日本を席巻した、というか、
    「ロック・バンドがチャートで勝つ」「普通にテレビに出る」時代の
    先駆けです。
    って、それ以前は、グループサウンズとかもあったけど、
    その「ロック・バンドというものがテレビやチャートの常連になって、
    全国レベル・お茶の間レベルで認識される」という状態を作った
    先駆者は、世良正則&ツイストと、サザンオールスターズと、
    そしてこのゴダイゴだった、と、当時「ザ・ベストテン」や
    「夜のヒットスタジオ」を夢中で観ていた僕は思います。
    「バンドってかっこいいんだ」「ギターとかドラムとかってかっこいいんだ」
    ということを最初に教えてくれた、そもそものきっかけを作ってくれた
    方々である、ということです。
    「おかげで俺はこんな人生になってしまった」という、その元凶ともいえますが。

    とりあえず、私が人生で2枚目に買ったレコードは、「ガンダーラ」でした。
    ちなみに1枚目は「勝手にシンドバッド」です。

    しかしサンボ、僕より10歳くらい下なわけで、だから世代違うわけで、
    なんでゴダイゴ聴いたんだろう。そしてはまったんだろう。
    よくわかりませんが、楽しみではあります。

    というのもですね。ゴダイゴって、もちろん「曲がすばらしい」というのが
    第一にあるけど、ボーカリストとして、プレイヤーとして、
    すっごい人たちでもあるのです。
    自分も相当できるプレイヤーじゃないと、おそろしくて呼べないと思う。
    という意味では、あんなだけど(どんなだ)、まあ、サンボマスターくらいじゃないと、できない企画だなあという気もします。
    サンボって、あんなだけど(どんなだ、だから)、実はロック・ミュージシャンとして、
    ボーカリスト兼ギタリスト・べーシスト・ドラマーとして、やたらと優れているし。

    でもこれ、一緒に「ガンダーラ」とか「MONKEY MAGIC」とか、
    「銀河鉄道999」とかやるのかなあ。
    やったらどうしよう。楽しみ、というレベルを超えて、ちょっとびびります。
    でも楽しみ。



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