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    第13回:YO-KINGの2つのバンドとは!? (兵庫慎司の「JAPAN JAM 2010のツボ」)

    第13回:YO-KINGの2つのバンドとは!? (兵庫慎司の「JAPAN JAM 2010のツボ」)

    5月16日(日)、リベルタステージ2番手、YO-KINGは、
    2つのバンドで出演です。

    ひとつは、Yo-King Master Cabin Attendantなる新バンド。
    いわゆる覆面バンドで、当フェスのサイトの「ARTIST」のページに、
    アップされていますが、まあ、シルエットで充分わかる気もします。
    しますが、伏せられてるってことは明かしちゃいけないわけだし、
    だけど、ここで解説しようとすると、誰だかわかっちゃう方向に
    行かざるをえないので、書きようがなくて、私、今、困っています。
    困っていますが、とりあえずこの3人とも、間違いなくすばらしい
    ミュージシャンだし、YO-KINGとの食い合わせも、かなりばっちりではあると思います。
    あと、あんなだけど……どんなだ。えー、わりと、なんというか、
    がんがん前に出るイメージのキャラですが、意外と、人のバックとかも、
    ちゃんとできる人たちだったりします。
    ご期待ください。

    で、もうひとつのバンドは、YO-KINGのソロ・パートでバックを務める人たち。
    いつものインディアンズは、ドラム:DUKEアイプチ、ベース:グレートマエカワ、
    キーボード:渡辺シュンスケ、という編成ですが、今回いつも通りなのは、
    DUKEアイプチことPすけこと元チェンバロ・ユウスケくんのみ。
    フラワーカンパニーズの公式サイトを見たら、15日と16日、松山と高松で
    ライブが入っているので、おそらく、まずグレートの都合がつかず、
    ならばいっそ、今回はセッション・バンドにしちゃえ、というわけで、
    こうなったのではないかと推測しますが、ちょっとこれ、強力すぎ。

    まず、キーボード。フジファブリック金澤ダイスケ。
    YO-KINGと同じ事務所とはいえ、予想だにしませんでした。
    とにかく華のある……あれ「華のある」って言っていいのかな、
    えーと、なんというか、とにかく「ライブで目を奪う」プレイヤーで
    あることは、みなさんご存知だと思います。
    ただ、フジファブリック、ただ今絶賛ニューアルバム制作中だし、
    このタイミングで、こんなふうな形で、ステージに立つとは、誰も
    予想してなかったのではないかと思います。
    というか、私、予想していませんでした。
    楽しみです。

    そして、ベース。OKAMOTO'Sのハマ・オカモト。
    この人も、YO-KINGと同じ事務所で、確か、
    今年で20歳とかそれくらいの若さですが、あからさまに今、
    若手ナンバーワンのベーシストだと思う。
    OKAMOTO'Sのライブを初めて観た時の、
    「なんじゃこのベースは!!」というショック、忘れられません。
    派手なわけじゃない。暴れ回るメンバーたちの中で、
    唯一動かずに黙々と弾いてるし、プレイ自体も
    ごくオーソドックスなそれなんだけど、音の太さとグルーヴィーさが、
    ちょっとありえない。日本人とは思えない。
    YO-KINGのバンドでどう弾くのか、大変に楽しみ。
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