いわば偶然の悪戯。なんですが、偶然ばかりでもありません。
それぞれの内容を一言で説明すると
『スリーデイズ』 冤罪にかけられた妻の脱獄を計画する男の命を懸けた奮闘記
『4デイズ』 核爆弾を設置したテロリストをFBIと尋問スペシャリストが激しく追求
『5デイズ』 グルジアに赴く戦場ジャーナリストの運命を描く
まず、3作ともサスペンスという点で一致してますが、
特に『4』と『5』は揃って、9.11からちょうど十年というタイミングを
少なからず睨んでの作品であることも明白。
そこから話が徐々に、正義とは? 平和とは? という
映画界永遠のテーマへ深入りしていく点は3作共通。
さらに、そこにスリル成分として“残された時間はわずか数日“という
プレッシャー要素を加味する手法も一緒。
そのうえ、タイトルの覚えやすさという意味で、
ついついその日数を選んでしまった、という経緯も、おそらく同じ。
つまり偶然といえば偶然ですが、ありそうといえば実にありそうな話。
まぁ、それが本当に起きてしまった、という点が面白いんですが。
この巡り合わせを記念(?)して、
『5デイズ』(写真)を上映するシアターN(東京・渋谷)では、
『スリーデイズ』『4デイズ』の特別鑑賞券を持っている方は
当日券を1000円にディスカウントする“勝手にキャンペーン”を実施中。
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