年末にロンドンで観たライヴ×2本/パート(2)ザ・リバティーンズ

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★そして今日のパート(2)は、
12月19日に@Brixton Academy Londonで観たザ・リバティーンズの最新ライヴ(@ブリクストン2日目)。

「2015年の再・再結成アルバム『リバティーンズ再臨』に続く4th&最新アルバムをマーゲイトのスタジオでレコーディング中!!!」との噂がここ1~2年囁かれ続けている彼ら。

そんな噂と同時に、
昨年春はピートの新バンド=ピュータ・マドレスがデビュー・アルバムを出してツアーをしたり、
カールはカールで昨年春から撮影を開始した新クリエイション映画に俳優として出演中。
&昨年秋はカールの実姉ルーシー・バラーが率いる新バンド=ザ・ハートレスのプロデュース&作曲に関わったり、

つい最近は「ザ・プロディジーのリアム・ハウレット(!)とコラボしつつリバティーンズの新曲を書いている!!!」との噂もある彼らだが、

ご存知ピート・ドハーティの「素行の悪さ」が原因で本人がロンドンに住めなくなり(過去数年のピートはパリやスペイン等を流浪する欧州ノマド生活に。最近本人が英国に滞在する際は、昨年夏に英南部マーゲイトにオープンしたバンド名義の新スタジオ兼ホテル兼事務所=アルビオン・ルームズ界隈で生息している)、
以前のようにザ・リバティーンズが気軽にロンドンでゲリラ・ライヴを打てなくなった。

さらには筆者もここ数年、多忙になり自分の好きなバンドを四六時中追っかける時間の余裕がなくなったりetcで
当日は筆者を含むロンドンのファンにとってなんと約4年ぶり!に観るプロパーなホームタウン・ライヴだった。

そんな状況もあり、
バンドに対する熱もかなり冷めてるんじゃないか?、、、というある種オトナぶった達観みたいなものも当初はあったのだが、
あのお馴染みのヴェラ・リンのオープニングSEを聴いた途端、何か得体の知れない熱いものが喉にこみ上げ、
“ザ・ディラニー”で本編ライヴに突入した瞬間、理性も達観も完全に吹っ飛んで涙腺が崩壊!
アンコール5曲を含む全22曲セットの間中、周りと一緒に我を忘れてジャンプ!絶叫!シングアロング!の「初期ゲリラ・ライヴ@東ロンドン」モードに。

当日の個人的なハイライトはなんといっても新ヴァージョンの“You're My Waterloo”。
初期ライヴからファン・フェイバリットの一つだったこの曲では、
まるでモンパルバスの下町クラブのようなピン・スポットを2人が浴びつつ、
カールが弾き始めた切ないピアノをバックにピートがアカペラで歌い始める(3番目の写真)。
この曲では筆者も周りと一緒に「反則だろ!!!」と泣きながらステージ上のピートに向けて1語、1語シング・バック。

★というわけで、理性もプロ意識も完全に吹っ飛んだ「信者専用・最新ライヴ・レポ(長編+もっと詳しい近況情報もてんこ盛り)」は、
2月7日発売のRockin'on本誌(2020年3月号)に掲載されます。
ファンの方々はぜひ!!!
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