ビートルズゆかりの地名“ペニー・レイン”は「奴隷商人との繫がりが全くない」ことが判明!

★昨今のBlack Lives Matterムーヴメントの影響で、英国中にある「かつて帝国主義/奴隷貿易に関わりがあった人物に関する文化財(銅像や公共建築物、道路標識など)」に対する攻撃がエスカレート中。

先週末はザ・ビートルズの曲名にもなった英北部リヴァプールの地名/通り「ペニー・レイン」にある複数の標識がBLM活動家たちの標的になり、標識4点が黒いスプレー・ペイントで塗りつぶされたほか、近くの壁には「人種差別主義者」と落書きされたものもあった。

というニュースをお伝えしましたが(→ https://rockinon.com/blog/kojima/194397 )、

★あの後、地元の郷土史学専攻家グレン・ハントリー氏による綿密なリサーチの結果、リヴァプールの地名「ペニー・レイン」と、「奴隷商人ジェイムス・ペニー」との繋がりは全くない、ことが判明した。

地元紙Liverpool Echo等に掲載されていたグレン・ハントリー氏の最新コメントがこれ。

僕は過去10年、リヴァプールにある奴隷貿易に関係がある建築物や地名を調査してきたのですが、地名ペニー・レインと、奴隷商人ジェイムス・ペニーとの繋がりは長い間どこにも証拠が見つからなかった。

地名はその土地を所有していた地主の名前からとるのが昔からのやり方なので、最近ペニー・レインを含む地域を所有していた古い地主地図を調べていたところ、1754年に作成された地主地図を発見した。

この地主地図によると、“ペニー・レイン”という地名は1754年から存在していたということになり、この時期、奴隷商人ジェイムス・ペニーは13歳(!)だった、ということになる。

つまりリヴァプールの地名“ペニー・レイン”は、ジェイムス・ペニーが奴隷貿易で大金を稼いで土地を所有できるようになる何年も前から“ペニー・レイン”という名前だったということになります


なるほど、、、とんだ濡れ衣だったということか、、、。

にしても、よく調べもせず、ヒステリックな冒涜行為に及んだBLMのポリコレ警察どもは猛省するべし!!!
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