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    オアシスとA-HA/iTunesフェス

    オアシスとA-HA/iTunesフェス

    フジは大雨で大変だったようですね、、、。

    最近ずっと雨&風続きのロンドンでも、色んな意味で「荒れた週」でした。


    ★まずは〆切明けの7/21(火)に北ロンドンの@ラウンドハウスで観た
    オウェイシッス(今年の「iTunesフェスの顔」)。

    で、既に各メディアでも報道されているように、
    この日のリアムは過去数年見たことがないほど「大荒れ」ライヴ。

    そもそもは、前のほうにいた客数人が(多分ふざけて)ビール入りのボトルやコインらしきものをステージに向かって投げ、
    それが運悪くリアムの服に当たってしまったのが事の発端。
    (オアシスのライヴで我々客がラガーの雨を浴びるのはいつものことだけど、英国人客の態度が最近だんだん悪くなってきてるのも事実なので、、、)

    それ以後はご本人も遠目からありありと伝わってくるほど不機嫌になり、
    観ているこっちとしてもハラハラするような光景が何度も展開された。
    ライヴ中盤でマイクをバンッ!と叩いて楽屋に消えた時、
    うへっ、、、もしかして今日のライヴはこれで中止!?とビビったのは筆者だけではなかったはず。
    (この辺の詳しい流れは7/23付けの弊社web,NMEニュースを参照)。

    だがしか〜し、
    この「リアムぶちキレ事件」に対するUK内の反応は意外や意外、
    国中のオンライン・チャット・ボードでも
    「よくやった!それでこそリアムだ。
    ここ最近の物分りのいいリアムなんて、リアムじゃねーよ」
    的な投稿が多かったのには不謹慎にも笑ってしまった。

    やはりあの初期の「ワイルド・マン=リアム」を心のどこかで恋しく思っていたのは筆者だけではなかったんですね(これじゃますます不謹慎か)。


    ★続く7/24(金)は、同じ会場で今度はA-HAの最新ライヴ。

    この日は客層もガラリと変わり、大人しそうな学生やカップル、主婦タイプが多い。

    場内でも終始、聞きなれない外国語が飛び交っていた。
    ドイツや北欧からの遠征組が多かったのかな?
    先月リリースされた彼らの最新作『Foot Of The Mountain』も、
    ドイツではチャート1位、母国ノルウェーでも2位だったし。

    で、そんな「マナーを心得たヨーロピアン」な客層だったので、この日はトラブルらしいトラブルもないまま大盛況でライヴを無事終了。

    当日のセット・リストはこんな感じ。

    A-Ha, iTunes Festival, July 24 2009, @London Roundhouse

    1, The Sun Always Shine On The TV
    2, Riding The Crest
    3, Cry Wolf
    4, Scoundrel Days
    5, The Bandstand
    6, Stay Oh These Road
    7, Hunting High And Low
    8, Summer Moved On
    9, Manhattan Skyline
    10, Foot Of The Mountain
    11, Analogue

    Encore
    12, Train Of Thought
    13, Take On Me

    最後の”Take On Me”では、
    もちろん場内揃ってのシング・アロング合戦。
    児島由紀子の「ロンドン通信」の最新記事
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