アーティスト

    リアムがまた喋った/今週末のロンドン

    リアムがまた喋った/今週末のロンドン

    「利き腕」が使えないってほんっと不便ですね。

    運転が乱暴なロンドン・バスや地下鉄に乗って吊り革が掴めず転んだりしたら、また元の木阿弥、、、。
    今週末はどこへも出かけずクラウチ・エンドのボロ家に籠もり、
    これまで観る暇もなく積み上げてきたDVDを観たり、読む暇もなく積み上げてきた本や新聞や雑誌に目を通したりしながら過ごした。

    ★そんな中、Mail on Sundayと共に配達されてきたのが、これ。

    そう、またもやPretty Greenのプロモ用に行ったリアムの最新インタヴュー。

    今回もPR側から「例の件に関する質問は厳禁!」令を受けていたようで、
    オアシス話は最後のほうにちょこっと載っているだけ。

    ここでのリアム発言も、先日のThe Times紙に掲載されていたそれとほぼ同じトーンですが。

    ざっと訳してみる。

    「その件(解散騒ぎ)については俺も喋りたいのは山々だけど、まだ今は無理だ。
    だってオアシスには18年も在籍してきたのに、あれが起きてからまだ1ヶ月しか経ってないんだぜ。
    俺にはまだあれが一体どういうことだったのか?をゆっくり腰を落ち着けて考える余裕もなかったんだ。
    だって俺のコメントは、自分の音楽的な墓石に刻むべき言葉になるかもしれないんだし」。

    「そりゃあ落胆してるよ。俺はオアシスの一員でいることが何よりも好きなんだから。
    俺サイドの状況説明は、心の準備ができた時に公表する。
    今回の解散騒ぎについては、俺としてはそれほど意外でもなかったんだ、、、」。

    「オアシスに打撃を与えたのは、俺達/メンバー自身だったわけで。
    俺たちが長続きしない、なんて言ってた奴らの鼻も開かしてやったし、
    最後の一撃を加えたのも他の誰でもない、俺達自身だった。
    オアシスを崩壊させたのが評論家連中なんかじゃなく俺達自身だった、ってことについてはすげぇ誇りにも感じてるよ」。

    、、、相変わらず鬱モードだなぁ、リアム。

    「俺はそれでも大丈夫」的な空元気コメントが入るところが余計痛々しい。

    もしノエルがこれを読んだらどう思うだろう?


    ★因みに、今回のこの記事中に怪訝に思った箇所が。

    「バンドは現在代わりのギタリストを募集している」の一行。

    え?それって数週間前もどこかのタブロイドで読んだような。

    でもまぁリアム自身の発言ではなく、記事の一部なので、この記者が聞いた噂や自分の「憶測」を交えて書いたのかもですが。
    児島由紀子の「ロンドン通信」の最新記事
    公式SNSアカウントをフォローする

    人気記事

    フォローする
    音楽WEBメディア rockin’on.com
    邦楽誌 ROCKIN’ON JAPAN
    洋楽誌 rockin’on