フッキーのハシエンダ本&近況

フッキーのハシエンダ本&近況

★今週末はこの本も読んだ=『Hacienda: How Not to Run a Club』。

ご存知、80s後期~90s当時母国UKのみならず、世界にその名を轟かせた「マッドチェスター!」&「アシ~~ッド!ハウス」・シーン。

その震源地/メッカ=Haciendaの栄枯盛衰を、
当クラブの株主の一人でもあったフッキーが、当事者ならではの雄弁さ、
そして他人ヘの配慮も遠慮もへったくれもない口調で洗いざらい綴る本。

実際に読むまでは、あのフッキーに本なんか書けるのか!?と内心思ってたんですが、なかなか読ませます。

四文字言葉+スラング+北部特有のどぎつい洒落や言い回しが満載で、決して「格調高い」文体とはお世辞にも言えませんが(汗)。
あの「フッキー・トーク」が全編で炸裂している。

まるで本人と一緒にパブで飲みながら、ヨタ話や武勇弾を聞かせてもらっているような感じ。
泣かずにはいられない話もあるんだけど、ブラック・ユーモアがキツすぎて笑わずにはいられないというか。
実に楽しい。
あっと言う間に読み終えてしまった。

今後は、「ジョイ・ディヴィジョン」や「ニュー・オーダー」にポイントを置いた本も執筆予定とのこと(楽しみ♪)。

★フッキーが編集したダブルCD『The Hacienda: Acid House Classics』も、カップリングでリリースされてます。

詳しくはここで。
http://www.lofly.net/ecards/2009/hac/



★更に、フッキーの「音楽的な」新プロジェクト=Freebassも、
元Havenのゲイリー・ブリッグズを固定Voに迎え(勿論ゲストVoも数人)、
いよいよ始動!!!

EPとアルバムのリリースも近々予定(来年?)しているらしい。

日本の皆さんも、ぜひ応援してやってください。
困ったオッサンだけど、根は涙もろくて人情深く、憎めない北部オヤジなので。

今朝あたりからやっと肩の腫れも引き、痛みも治まってきた。
これから病院に行ってギブスとSlingを外してもらってきまあ~~す。
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