★あの元祖ギター・ヒーロー＆Guitar God＝エリック・クラプトンが、
来年の2月、自身の貴重なギターやアンプ機材etcのコレクション（１５０品以上！）を一気に競売に出すことが明らかになった。

といっても、「昨今の世界的不況からくる経済難から、、、」

などという理由では決してなく（当たり前か）、

御大が1998年に西インド諸島アンティーガ（超高級リゾート地）に設立したアルコール＆ドラッグ中毒克服のリハビリ・クリニック＝Crossroads Centreの経営基金のためのチャリティ・オークション。


★現在注目されている目玉アイテムとしては、

（１）まず2005年の「クリーム再結成ライヴ！！！」の際クラプトン自身が演奏したギター（予想落札価格＝￡１３０００）。

（２）御大がデレク・アンドザ・ドミノスに在籍していた頃（７０ｓ）使用したMarshall speaker cabinets（予想落札価格＝￡５０００）。

（３）他にもジェフ・ベックやJJ・ケール、Joe Bonamassaがこのチャリティに寄付したギター＆機材etcも同時にオークションに出されるという。


にしても、
そんな曰くつきのギターが￡１３０００（約１７５万5千円）で、
スピーカーのセットが￡５０００（約６７万5千円）？？？

意外と安いっ！

と思われるかもですが、
これはあくまで現時点における「予想落札価格」であって、
いざ競売が始まれば、もっともっと値段がつり上がる可能性は大あり。

実際2004年に御大が同チャリティのために出品したフェンダー・ストラトキャスター（愛称は”Blackie）の最終落札価格は、
なあ～んと、￡６０７５００（約８千２百万円！！！）。

この手のメモラビリアの競売としては「最高価格」記録を作った。


★なお、来年2月9日に＠NY Bonhamsで競売に出されるこれらの品は、
来年1月２３日～1月２６日にかけて＠ロンドンBonhamsでも展示される、とのこと。

この時期に渡英されるギター・フリークの方々は、ぜひ覘いてみては？


★最後に余談をひとつ。
エリック・クラプトンといえば、
筆者も昔ハロッズの紳士服売り場で偶然目撃したことがあるのですが、

それが丁度「セール期（！）」だったこともあり、
へえぇ、、、こんな億万長者でもセールで買い物をするんだ、、、。

ディオールのコーナーで品物を見ている御大をカッペ丸出しでジーッと凝視してしまった記憶も、ふと蘇ってきたのでした、、、すいません。