ボブ・ディランとレイ・ディヴィスの近況

ボブ・ディランとレイ・ディヴィスの近況

★今日は筆者のローカル=陸の孤島クラウチ・エンドに住むローカル・ヒーロー2人、
ボブ・ディラン御大(最近の英各紙によると、とうとうこの近所に家を買ったらしい)とレイ・デイヴィス御大の近況を。


(1)まずは今週末、@北ロンドンのFinsbury Park(クラウチ・エンドからバスor車で15分の距離にある広い公園)で、
今年唯一のUKフェス出演を果たしたディラン御大の最新セット・リストから。

Bob Dylan, @Feis Festival Finsbury Park London, June 18, 2011.

1, Gonna Change My Way Of Thinking
2, It's All Over Now Baby, Baby Blue
3, Things Have Changed
4, Tangled Up In Blue
5, Summer Days
6, Simple Twist Of Fate
7, Cold Irons Bound
8, A Hard Rain's A-Gonna Fall
9, Highway 61 Revisited
10, Forgetful Heart
11, Thunder On The Mountain
12, Ballad Of A Thin Man
13, Like A Rolling Stone
14, All Along The Watchtower
15, Blowin In The Wind

後半のセットが凄ぇ~~~~~~~~。

筆者は今週末も〆切直前=クラウチ・エンドのボロ家に籠もり原稿の山と格闘していたので行けなかったのですが、
どしゃぶりの雨の中、参戦した某ローカルの知人によると、
「終始キーボード&ギター&ハーモニカを持ち替えながら素晴らしいセットを観せてくれた!!!」とのこと。



(2)そして、もう1人のクラウチ・エンダー=ザ・キンクスのレイ・デイヴィス御大のほうも、
今年のキュレーターを務めたメルトダウン・フェスを今週末、無事終了!!!

更に、去年から2百万ポンド(約2億8千万円)で売りに出されていたクラウチ・エンド名所のひとつザ・キンクスのスタジオ=Konk Studioですが、

最近の各英紙の報道によると、
レイ御大は、
「次のアルバムをここで録音したい(!)ので、売却は当分延期するつもり」との発言も。

わあ~~~~~い!!!
こういうアイコニックなローカル・スポットは、不動産屋とかに売られてフラットやオフィスに改造されたりするよりは、
やっぱりこのまま「英音楽業界の名所」として永久保存しておいて欲しいものです。

因みに、かつてここ=Konk Studioでレコーディングした著名バンド/アーティストをざっと挙げてみると、
スタジオ所有者ザ・キンクスのほかにも、
ザ・ストーン・ローゼズ、シン・リジィ、アークティック・モンキーズ、ブラー、マッシヴ・アタック、
ザ・クークス(2ndアルバムのジャケ写にもこのスタジオの写真を使用)etc、

という凄いメンツが並んでいる。

実は筆者が住むボロ家から歩いてほんの3分なんです、このスタジオ。
まさかブラーやアクモンまでここを使っていたなんて、知らなかった、、、。


★あ、上の写真は同じくクラウチ・エンドの名所スポット=The Banners。
ボブ・ディラン御大をはじめ、ビーディ・アイの面々やバーナード・バトラーetcのローカル音楽業界人がよく訪れ、
飲んだり食ったりするバー&レストランです(メニューはメキシコ料理を基調にしつつもインターナショナル)。
児島由紀子の「ロンドン通信」の最新記事
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