家入レオは非常にクレバーな人だということがニューシングル『純情』を聴くとよくわかる。
十代最後の夏を迎えている今、自分自身がやらなくてはいけないこと、それは、自分は何のために歌うのかをあらためて宣言することだーーそのことを彼女は自分で感じ、とてもまっすぐな曲を作った。

即効性ある音楽が求められるシーンにおいて、あくまで逃げ場を排した戦い方をする人だ。
不器用にも映るそのやり方は今、キャリア最強の説得力を放っている。
そして、そのやり方を選び、戦い続けることが家入レオをさらに強くしていく。
その時間と経験が彼女にまた、強い曲を作らせる。

いいインタヴューができたと思う。
7月30日発売のJAPAN、読んでください。