今日はRO69JACK2014優勝バンド、the quiet roomのレコ発ワンマン@eggmanへ。
メロディがとてもチャーミング。
憂いを帯びたメロディが最大の武器であるバンドだが、その憂いにはたくさんのパターンがある。
明るい曲も多い。
だが、彼らの場合、ただポジティヴなメロディを歌うだけじゃなく、一定の憂いを受け入れた上で「ポジティヴになろう」「ポジティヴになりたい」という歌を書いている。
そして、半径5メートルの日々に憂いを感じながら、目の前に転がっているポジティヴの欠片を拾い集めながら歌っている。
そんな楽曲のキャラクターで、とてもいい関係性をオーディエンスと築いていけるバンドだと思う。
先月リリースされた初の全国流通盤『Life is wonder』は彼らのチャームが正しく表現された作品だ。