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    家入レオとガチ取材。『20』は何を歌っているのか?

    家入レオとガチ取材。『20』は何を歌っているのか?
    3枚目のアルバム『20』で、家入レオは一体何を歌おうとしたのだろうか?

    今回の取材は、僕がアルバムを聴いたときに感じたそのテーマを掘っていくことに終始した。
    きっとおそらく、多くの人がこのアルバムを聴いて、近い感触を抱いたのではないか。

    なぜなら、今まで「怒り」なら「怒り」、「悲しみ」なら「悲しみ」を言葉としてまっすぐに歌ってきた、あえて言うなら十代の家入はここにはもういないと感じるからだ。

    『20』の歌は優しい。穏やかである。
    彼女は二十歳になり、このアルバムを作るにあたり、きっと優しく穏やかなそういう歌を歌おうとしたのだろうと思った。

    それは半分合っていたし、半分は間違っていた。
    「歌おうとした」のが半分、「歌わざるを得なかった」というのが半分だった。
    その背景を追いかけていった今回のインタヴューは結果として、その「半分・半分」の理由を解き明かすものになった。
    家入の取材はいつもスリリングだが、今回は特にそうだった。
    でも、とてもいい話が聞けたと思う。

    写真もぜひ見て欲しい。
    家入はなんと、今回の撮影における「センチメンタル」というテーマに対し、本物の涙を流してくれた。

    JAPAN、店頭に並んでます。お見逃しなく。
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