Aimer、ツアー最終日。人見記念講堂でのライヴを観た

Aimer、ツアー最終日。人見記念講堂でのライヴを観た
心の底から素晴らしいと言えるライヴだった。
誠実で丁寧な歌と歌心、ゆっくりと柔らかく流れる贅沢な時間。
これ以上、望むものはないと感じながら過ごさせてもらった。

僕がライヴを観たのは今年5月、ONE OK ROCKの横浜アリーナ公演のオープニングアクト以来だったが、歌の深みもピュアさも、あるいはひとりのシンガーとしてのキャラクターも魅力もぐっと増していた。
孤高でありながら身近な雰囲気であるという独自の佇まいが、嘘のように見事に成立している。これはとてもすごいことで、とてもステキなことだ。

流れる時間のなかにもうひとつ、別の時間があるようだった。
当たり前だが、いくらいいライヴだったとしてもそんなことを感じさせられることはそうそうあるものではない。
Aimerはシンガーとして巨大な才能を持っている。
そしてその才能は、ひと言ひと言、メロディのひとつひとつに対する彼女の誠実さが徐々に育って形になった、地に足のついたものなのだと思う。
そんな風に感じた。

Aimerは年末、COUNTDOWN JAPAN15/16にも出演してくれる。
たくさんのオーディエンスに観てもらえるのが今から楽しみで仕方ない。
Aimer、ツアー最終日。人見記念講堂でのライヴを観た
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