すでに大好評頂いている発売中のJAPAN、この誌面なんですが、KEYTALK番・小栁より少々補足説明を。
7月14日のスタジオコーストで無事終了した「義給」ツアー。
このツアーにはJAPANはひたすら密着しまして、勢い余って「ツアー完全攻略本」なる狂ったタイトルで別冊まで作らせてもらいました。
前のめりになって、なりすぎることのないくらい、スーパーでチャーミングなツアーであった、ということです。
と同時に、このツアーで4人がやってみせたこと、それはまさにスーパーでチャーミングなKEYTALKど真ん中の素晴らしさ――
ということ以上に、KEYTALKの「これから」を見据えたものだったんじゃないか、と思えて仕方ないところもありました。
要するにこういうことです。
大得意のダンスロックはさらに熱く鋭く。
これもまた得意の歌謡的メロディはさらにエモーショナルに、精度高く。
バラードはよりセンチメンタルに、普遍的に。
演奏含めた4人のキャラクターはよりクリアに、スキルフルに。
そんな「深化」に、彼らは意図してか意図せずか、取り組み、見事に成し遂げていた、ということです。
その「深化」はつまり、KEYTALKの「これから」に対する4人の何らかの宣言であろうと、そのように感じたわけですね。
であれば、JAPANは、KEYTALKの「これから」を言語化してもらう場でありたいと思いましたし、
実際、JAPANならば、4人の本音に迫ることができると思いましたし、
逆に言うなら、それができないならKEYTALKをひたすら追いかけてきている媒体としての説得力がないということだろうな、と思いました。
そこで、4人には正装で登場してもらいました。
そして、明確に「これから」を語る会議なんだ、というテーマを設定し、膝を突き合わせてがっちり語ってもらった――
というわけです。
武正はリーダーとして、
「高みを目指す旅を続けていくうえで避けては通れない道を、ずっと歩み続けていく」
という言葉を残してくれました。
さらにでかい目標を掲げてますが、そのあたりはさすがに誌面を読んでほしいです。
ただ、KEYTALKの歴史においても、とても重要なインタビューになったと思います。
そんな4人は、明日のROCK IN JAPAN FES.2016において、LAKE STAGEのトリを務めてくれます。
夕暮れから夜にかけての時間帯をどのように彩ってくれるのか、今から楽しみで仕方ない。
バンドのイメージを刷新しながら、進化し、突き進んでいくKEYTALKを追いかけていく上で、絶対マストの記事になっておりますので、
ぜひともお見逃しなく。
というメッセージでした。よろしくです。
KEYTALKが黒スーツで秘密会議をしている理由
2016.08.12 15:16