もっともっと輝け、AMIAYAのポップ

もっともっと輝け、AMIAYAのポップ

今日は、猛烈な校了作業の間隙を縫ってO-Nestへ。
先日、新曲”STAR LINE”の素晴らしさについてエントリー(http://ro69.jp/blog/koyanagi/86610)させてもらったAMIAYAが出るイベント「J-WAVE
TOKYO REAL-EYES”LIVE SUPERNOVA”」 。

うーむ、いい。やっぱりいい。
いや、モデルとしても大活躍してきたふたりだけに佇まいはすでに十分に華やかだが、彼女たちのライヴでの輝きというのはそういうことじゃないと思う。
ディスコ、ニューウェイブ、EDMなどのうまみを散りばめたエレクトロサウンドもまた、それだけでライヴを刺激的にするものだが、じゃあそんな美味しいビートを背に、彼女たちが何をするのかというと、とにかくしっかりと実直に歌うのだ。
ふたりはとても楽しそうだ。ビートに合わせて自由に飛び跳ねたりする。キュートである。
しかし、その実、よく観ていると、メロディの一音一音、言葉のひとつひとつがしっかりと発されていることがわかる。彼女たちがそうしようと集中していることがわかる。
それがいい。
実際、表現に集中しようという意識がそのメロディをより洗練させ、ポップソングとしての精度を正しく高めてもいる。
そして、そんな素晴らしいポップソングの魔法は、ほかならぬステージ上のふたりを輝かせる何よりのスポットライトになっている。
そんな新鮮な眩しさを感じさせてくれる、ステキなライヴでした。

それにしても、”STAR LINE”。
躍らせてやろうといった狙いや衒いが美しくブリーチされたエレクトロが描く「今」感はピュアにフロアに響く。
今この時代において理想的な佇まいをもったポップソング、といっていいと思う。
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