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    本日のジャパネク通信:Qaijff 、ピアノスリーピースはこんなに自由だ

    本日のジャパネク通信:Qaijff 、ピアノスリーピースはこんなに自由だ

    ピアノヴォーカル、ベース、ドラムのスリーピース。
    と聞いた時に想像する音楽は人それぞれあれど、どのカテゴリーに置いても微妙にはみ出す何かがある。
    ポップであり、ロックであり、クラシカルでもあり、ジャズの素養もある。教会音楽的なフレージングを感じないこともない。
    音楽的にリテラシーが高いことはそうやっていくらでも説明できるが、実はそんな要素はどうだっていいんだよなあ、とも思う。
    Qaijffは音楽的なバンドでありながら、同時に歌に込めているものがものすごく自由だから、です。

    自由です、いえーいと歌うわけではない。
    そう歌うわけではないが、自由であるというのは、鳴っているメロが、あるいはアレンジが、そして、バンドのマインドが自由だからだ。
    より具体的に言うなら、ピアノを唯一のハーモニー楽器とするバンドの「制限」がQaijffには極めて薄い。
    それはこの3人だけで音楽をやることがあまりに自然だからなんだと思う。

    ということがインタヴューをさせてもらってよくわかった。
    掲載は3月28日発売のJAPAN。

    ちなみにQaijffはRO69JACKの入賞バンドでもあります。
    ファーストフルアルバム『クアイフ』は来週発売。
    いいアルバムだ。
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