モリッシーまであと40日。今日は大阪公演一般発売。短期連載モリッシー・インタヴュー「モリッシー、あなたが罹っている病気とは何ですか?」

モリッシーまであと40日。今日は大阪公演一般発売。短期連載モリッシー・インタヴュー「モリッシー、あなたが罹っている病気とは何ですか?」

先週末から始まりました、「モリッシー10年ぶりの来日をせいいっぱい祝う」短期集中連載、モリッシー・インタビューの第3回となります。本日のお題は「病気」。モリッシーの歌詞には、「病気」という言葉が出てきます。頻繁に出てくるわけではありませんが、とても重要な意味で使われています。それは何を意味しているのか。訊いてみました。

●たとえば、〝スティル・イル〟で歌われる、あなたをさいなんでいる「病気」(「僕はまだ、病気」)と、〝スピードウェイ〟で歌われる(「ぼくはいつでもきみには誠実だった、ぼくの病的な形で」)あなたが自分自身で受け止め、これからも引き受けていこうと決意している「病気」は、同じ類のものなのでしょうか。

「それは違うんだ。〝スピードウェイ〟で言っている病気とは、ぼくがメディアでいつも強いられてきた壊れたポジションについて触れているわけで……どこにも居場所がなくて、ありきたりではないと思われた人はそれゆえに狂っていると判断されてしまうことがどういうものなのかということなんだ。でも、〝スティル・イル〟における病気とはぼくが若かった頃に経験したことと関係していて、自分には根本的な選択権がないということが受け入れられずにいて、そのせいで頭が病んでしまったのではないかと思われていた時のことなんだね。けれども、もしぼくがあの頃自分の周りの人たちから受けた説得をしっかり聞き入れていたなら、ぼくは今頃もう死んでいただろうね」

なるほどお。今日は大阪公演の一般発売日です。10年ぶりの来日公演の詳細はこちらの公式サイトから。

http://www.creativeman.co.jp/artist/2012/04morrissey/



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