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    『マッドマックス怒りのデス・ロード』レビューの平均点が驚異の99点!

    『マッドマックス怒りのデス・ロード』レビューの平均点が驚異の99点!

    メル・ギブソンが一躍世界のトップスターとなった『マッドマックス』シリーズ。3作目が公開されてからなんと27年ぶりに蘇る『マッドマックス怒りのデス・ロード』。アメリカでは今週末に公開なので、レビューが一気に発表されたのだけど、これが驚異的!

    なんと現時点でRotten Tomatoesのレビューの平均点が99点なのだ。誰が足引っ張ったのか?しかも1点分……と思って調べたら、現時点で85あつまっているレビューの中で、悪いレビューを書いたのは、たったひとり。UKのミラー紙のライターだった。うるさくて派手だけど、中身がないと……。
    http://www.rottentomatoes.com/m/mad_max_fury_road/

    しかしそれ以外は、どのレビューも、とにかくアクションが気が狂ってると口を揃えて言っているところ。しかし、それが良いのだ、と。『マッドマックス』は30年前に公開された時にアクション映画のあり方を永遠に変えたと言われている。

    それが再びアクション映画のあり方を変えるような映画を作ってしまったと誰もが誉めているのだ。少なくとも、ここ数年のアクション映画の中でずば抜けていることは間違いないと。

    今作は、何度も書いているが、リアルを追求するため、車がぶっとんだり、ぶつかったりするアクションシーンのなんと80%が実写である。

    さらに、最新作が他のアクションと一線を画す理由は、トム・ハーディのような超マッチョな主人公がいるのに、女性のチャーリーズ・セロンがそれよりタフであるということ。自分でもアメフト選手並みに鍛えたと言っていた。世紀末を舞台にしたアクション映画の中で、女性が地球を救うのか?その意味は?それがひとつ今作の新しいところでもある。『エイリアン』以来とも言えるが、『エイリアン』とも違う。

    日本公開は6月20日。カットでも特集しますのでお楽しみに!
    予告編はこちら。
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