1) Kamasi Washington
CMJでとうとう見た今年話題のサックス奏者Kamasi Washington(明日10月30日より来日)。サックス奏者が話題になること自体珍しい。レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーも「Kamashi Washingtonの新作要チェックだぜ」など、何度もツイートしていた。
@waywrdsmeansgns @RaymondPettibon hey Raymond check out this new kamasi Washington record. EPIC
— Flea (@flea333) 2015, 5月 5
最近レッチリが行ったチャリティにも招待されて演奏している。http://www.stereogum.com/1838152/watch-red-hot-chili-peppers-kamasi-washington-john-legend-perform-at-300-seat-benefit-gala-in-la/video/
フリーが絶賛する他、スヌープ・ドッグのツアーにも参加し、最近のカッティングエッジなアーティスト、フライング・ロータス、ケンドリック・ラマーなども魅了。彼らの最新アルバムにも参加している。Kamasi Washingtonの最新作『The Epic』は、ピッチフォークの「ベスト・ニュー・ミュージック」にも選出されていて、ローリング・ストーン誌は「21世紀ジャズの最高傑作」とまで書いていた。そのアルバムはなんと3時間! メンバーは10人、オーケストラ32人、コーラス20人などを起用してアルバムを制作。
レーベルのサイトで視聴可。
2) Alessia Cara
テイラー・スウィフトがちょっと前に「絶対に人生を最高にしてくれる曲リスト」をツイート。その中にも入っていたのが彼女。
— Taylor Swift (@taylorswift13) 2015, 10月 7
現在19才でカナダ出身のSSWだが、デフジャムがすでに契約していて、この間Jay Zが主催したTidalの超豪華メンツのイベントにも出演した。という抜擢具合からも、最近注目されている新人だということがわかってもらえるのでは。残念ながらまだライヴは見たことないのだけど、これが発表されたばかりの新曲“Wild Things”。
こちら人気のビデオ“Here”。
3) 来日間近のJulia Holter
カリフォルニア出身の彼女。5枚目の最新作『Have You In My Wildness』の評判がすこぶる良い。
最新作からのビデオ“Feel You”
前作を発売した頃(2年前)のライヴ・パフォーマンス20分間。今と雰囲気が随分違う。
その他、すんごい長くなってしまったので、CMJで見たアーティストを簡単にご紹介。
4) Ezra Furman
すんごいポップなサウンドを鳴らしているんだけど、見るからに何か圧倒的に壊れていて、そこが心に刺さる。人間的に好きならずにいられない。ステージでは女装して歌っている。曲があと一押し強くなってくれたらもっと売れるはず。
“Restless Year”
5) John Grant
元々アメリカ出身なんだけど、どう考えてもイギリスの方が評価が高い。彼氏にHIVポジティヴをうつされたことを打ち明けたアルバムが話題になった、という前提で歌詞を聴いているとやりきれなくなる。ただ、その歌詞も、パフォーマンスも、お涙頂戴とはほど遠い、それ以上の何かにしてしまうのがスゴい。最新作も評判が良い。
Everything but the girlのTracey Thornが参加した曲“Disappointing feat. Tracey Thorn”がこちら
6) Thunderbitch
キャパオーヴァーで入れてもらえなかった。アラバマ・シェイクスのブリタニーのプロジェクト。友達が撮った写真がスゴかった。コスプレなのか!
https://instagram.com/p/86tKkCgtbM/?taken-by=sachynmital