うわーー嬉しすぎる。
ザ・ホワイト・ストライプスが12月4日に初のベスト・アルバム『ザ・ホワイト・ストライプス・グレイテスト・ヒッツ』を発売する。それを記念して様々な動き&情報があるので以下にまとめる。
1)まず2003年渋谷AXで行なわれた“Ball and Biscuit"のライブ映像が初公開された。
ベスト盤に収録される曲は全26曲で、この曲がそのうちの1曲。残りはまだ発表されていない。ストライプスらしくミステリーにして、徐々に発表するようだ。
またコメントによると、このライブは彼らの3度目の来日ツアーであり、全6日公演のうちの2日目。映像はスタッフのカムコーダーで撮影された。
2)デジタル、ストリーミング、アナログも含めた通常版の予約もすでに開始。
https://thewhitestripes.lnk.to/TWSGHPR
3)公式インスタアカウントを開始。これから過去の写真などがどんどん投稿されていく予定なのでフォロー。
https://www.instagram.com/thewhitestripes/
4)過去の公式MVがすべてHDで発表。バンドのYouTubeチャンネル開設。これもフォロー。
https://www.youtube.com/user/whitestripes
5)また、当然サードマン・レコーズから限定盤も発売。値段は$65で10月31日まで予約可能だ。
限定盤は何が違うかというと、
a)彼らのポスターやアートワークを手がけてきたRob Jonesによるジャケット
b)カラー・ヴァイナル2枚にベストヒットが収録
c)カスタムのカラー・ヴァイナルがもう1枚。その1枚に収録される曲はすでに発表されている。
d)Rob Jonesによるアートワークが3枚。
e)歌詞のマグネット。
https://thirdmanstore.com/vault/subscriptions/
バンドのプレスリリースに『グレイテスト・ヒッツ』発売への思いが語られている。
「20数年前に、兄と妹がデトロイト南西にある実家の3階の屋根裏に上り、デヴィッド・ボウイの“Moonage Daydream"を非常に原始的な方法でカバーして、2人の間に輝きが生まれて以来」に始まり、
「このストリーミング時代に、“グレイテスト・ヒッツ”という概念自体、意味がないように思えるかもしれない。何しろ、最もストリーミングされた曲が、“ヒット”とみなされるわけだから。だけど私達は、心から、great=偉大なバンドには『グレイテスト・ヒッツ』アルバムがあるべきだと思っている。そして、サードマン・レコーズとザ・ホワイト・ストライプスの成功というのは、他の音楽産業が向かっている方向とは違う方向をジグザグのように描いてきたことが大きな理由だったと思う。それゆえに、偉大なファンを持つ偉大なバンドにとって、ザ・ホワイト・ストライプスのグレイテスト・ヒッツのコンピレーションというのは、適切であるのみならず、間違いなく必要なのだ」
楽しみ〜〜。12月に世界がどうなっているのか想像もつかないけど、ワクワクすることがあるのが嬉しい。ありがとうストライプス!!
ちなみに、これは以前サードマン・レコーズの限定盤で発売されていたけど、2000年10月の初来日公演のライブ音源が最近ネット上でも発売された。これはバンドにとって初の海外ライブだった。
https://www.nugs.net/live-download-of-the-white-stripes-urga-tokyo-jpn-10-27-2000-mp3-flac-or-online-music-streaming/25255.html
またザ・ホワイト・ストライプスを含む、ザ・ラカンターズ、ザ・デッド・ウェザー、ソロなど、ジャック・ホワイトのほぼ全てのカタログが世界的にソニーから発売されることになった。これまで様々なレーベルからアルバムが発売されてきたが、今回ひとつのレーベルにすべて統合され、この『グレイテスト・ヒッツ』はその契約後に最初に発売されるアルバムとなる。