ジャミロクワイが、アメリカ連邦議事堂に侵入した大統領支持者と間違われてトレンドに。人違いだと弁明。一方アリエル・ピンクは集会への参加を認める。


新年早々、アメリカ連邦議事堂にトランプ支持者が侵入するという立ち直れないような事件があった。なんとその中で被り物をし目立っていた人を、被り物つながりで、ジャミロクワイのJKと間違えた人が多く、彼の名前がTwitter上でトレンド入りするという嘘みたいな出来事があった。

そんなわけないじゃんと声を大にして言いたいところだが。


そのため、JKが昼寝から起こされたみたいな顔で、弁明しなくてはいけないハメに。

https://twitter.com/JamiroquaiHQ/status/1347166475388395521

「おはよう、ワシントン。確かにヘッドギアは大好きだけど、あれは僕の仲間じゃないよ」とツイートし、「昨日みんなは僕がワシントンにいたと思ったみたいだけど、あのフリーク達とは一緒にはいなかったよ」と語っている。

それからお正月の挨拶と、51歳の誕生日にメッセージを送ってくれてありがとうということ、「ちょっと白髪があるけどね」とも。また、「もちろんすぐにでもライブをしたけど、できない。バンドにも長いこと会えてないしね」とも話した。さらに、イギリスで再びロックダウンとなったことやコロナ禍における動物の権利についても触れつつ、みんな安全に過ごして、と語っている。

一方、昨日みんなが一斉にアリエル・ピンクについてツイートし始めたので何なんだろうと思っていたら、彼は、ホワイトハウス前に行って集会に参加していたことが判明。


LAタイムズ紙が報じている。

これは彼が集会に参加している写真がインスタで公開されて判明したもの。

https://twitter.com/emilieaux/status/1347047353895809024?s=21

本人もトランプに投票したこと、そして集会に参加したとツイートしている。


その中で、「大統領支持を平和に表明するために、DCに行った。ホワイトハウス前の芝で行われた集会に参加したが、そこからはホテルに戻って、昼寝した。それで終わり」とコメントしている。つまり、議会には侵入していないということ。

ザ・ストロークスジュリアン・カサブランカスもアリエル・ピンクの絶大な支持者で、数年前に「エド・シーランではなく、俺はアリエル・ピンクがエドと同じくらい人気のある世界に住みたい」と言っているくらいだったけど、彼のファンだった人たちの間で激震が走っている。個人的には7400万人も今の大統領に投票した人達がいるわけで、公にしていなくてもこういうことは十分起こりうるとも思うが。



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