1月31日に開催予定だったグラミー賞授賞式。1月4日に投票が終わったところだったが、開催が3月14日に延期されると発表された。グラミー賞から正式にプレスリリースが届いた。
プレスリリースによると、延期の理由は、開催地となるカリフォルニア州で現在コロナの感染者が史上最高を記録したため。出演者や関係者の健康を第一に考えたとのこと。
以下プレスリリースの要約。
「医療専門家や司会者、出演するアーティストと慎重な話し合いを行った結果、グラミー賞は、2021年3月14日に延期することとなりました。これはロサンゼルスでのコロナ感染の状況が現在悪化しているためで、集中治療室もキャパを超えるなど病院が切迫した状況にあるからです。それを受けて、州と地元自治体の新たな方針に従い、開催を延期するのが正しいという判断に至りました。音楽コミュニティとこのイベントの開催に関わる多くの人達の健康と安全以上に大事なものはありません」
今年のグラミー賞は観客数の制限はするが、リモートで行わずに、受賞者、プレゼンター、パフォーマーなどは実際に会場に来て行われる予定だった。そうなると多くのアーティストや関係者が、ロサンゼルスに来なくてはいけなくなるため、今月末の開催は賢明ではないという判断。カリフォルニア州では1月4日に、新感染者数が7万4000人と1日の感染者数としては史上最高を記録したばかりだ。
今回はビヨンセが最多ノミネート。ここ数作ノミネート数が激減したテイラー・スウィフトのグラミー賞「復活」も注目されていた。
以下ノミネーション発表について。
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