グラミーまとめ

というわけで、結果的にはビヨンセの夜に。10部門最多ノミネートで”SONG OF THE YEAR"を含む6部門授賞で“クイーン・オブ・ポップ”の座を見せ付けた。ただ弱冠20歳のテイラー・スウィフトが4部門で授賞は、”ALBUM OF THE YEAR"があるだけに、同等の重み。

しかし、何よりキングス・オブ・レオンの、”RECORD OF THE YEAR"授賞は、非常にインパクトもあり、嬉しい誤算。何しろ、大騒ぎされていたビヨンセ、レディー・ガガ、テイラー・スウィフトを抑えての授賞だから。とは言え、キングス・オブ・レオンの”USE SOMEBODY"はアメリカで290万枚売り上げを記録しているので、誤算というよりも、最初から十分その可能性はあり、むしろきっちり認められたという感じだ。(ちなみにSONG OF THE YEARは作曲家に、RECORD OF THE YEARはパフォーマーに贈られる。)

パフォーマンスでは、やっぱりエミネムとリル・ウェインの”DROP THE WORLD" が、全グラミーの中で唯一リアルな瞬間だった。それ以外はもう全部忘れてしまったと言えるくらいだ。しかし、あり得ないくらいのセンサーに怒りを通り越して最後は笑いに(笑)。

マイケルのトリビュートは大騒ぎしていた割には短かったし、何より基本もう観た映像だったのが残念だった。ただ、子供達がお父さんのために一生懸命という感じがしてそれが健気だった。すごく緊張していたけど。

ガガは、授賞はしたものの、残念ながらステージでのスピーチはなかった。が、ソラーパーワーな衣装でレッドカーペットへ登場に始まり、灰をかぶってのサー・エルトン・ジョンとのオープニング、パフォーマンス、さらに後ろの人の目に刺さったらどうするんだろうというユニコーンな衣装(もう一度見たかった)、最後の最後までガガここにありを主張し続けたので、十分インパクトは残したのではと思う。

ちなみに、コメディアンがスーザン・ボイルの作品についてコメントしていたけど、ノミネートされていない理由は、今年のグラミーは冬季オリンピックのため放送が早まったので、グラミー賞の対象になる作品は09年8月31日までに発売された作品でなくてはいけないため。

というわけで、アメリカの紅白ようやく終わりました。
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