生スカーレット

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最近ハリウッド俳優のブロードウェイ進出がなぜか大流行。理由はイマイチわからないのですが、スカーレット・ヨハンソンも現在舞台に出演中。半額チケットの案内が来たので、先週オープニング直後に観て来ました。


スカーレットって演技が上手いと思える時もあれば、メタメタな時もあり。ボロが隠せない舞台で観るに耐えられるものなのかどうか確認したかったのと、生で観たらどれくらいセクシーなのか興味があったのだ。なもんで、1950年代の貧しい一家を描いたこの物語で、彼女が体を思いきり隠す長いスカートと地味なブラウスを着て出て来た時は正直がっくりした(笑)。しかし、始まってみれば、予想外にそつのない演技に感心。そもそも脚本はアーサー・ミラーで、シンプルな台詞回しながら深く、物語にぐいぐい引き込まれ、スカーレットがセクシーかセクシーじゃないかはすぐに忘れてしまった。さらに、共演にして主演のリーヴ・シュレイバー(ナオミ・ワッツ夫)がとにかく素晴らしい。タランティーノがこの間脚本賞を授賞した時に、「脚本賞を授賞したらお礼を言うところはひとつ。それは、僕の詩を、歌を、美しく奏でてくれた役者達だけだ」と言ったのを観ながら思い出したくらい。どんなに素晴らしい台詞も、それを美しく蘇らせる役者がいなかったら死んだも同然。彼が完全にアーサー・ミラーの魂を背負い、それが周りの役者からも素晴らしい演技を引き出していた。どのレビューを読んでも絶賛されていた。そんなわけで、舞台は観慣れていないけど、おかげで珍しく楽しめた。スカーレットは終わりのほうで、割とぴたっとしたワンピースを着て出て来て、その時はやっぱり胸がすごい高い位置から始まっていてミサイルをふたつ抱えているみたいだった。


NYではこれからデンゼル・ワシントンも舞台に出るし、何しろ夏は、アル・パチーノがシェイクスピアに出演。セントラルパークで、タダで観られるのだ!!!あ、その前にグリーン・デイのミュージカル版『アメリカン・イディオット』が今月末にとうとう始まる。
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